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アフガニスタン展×2
先日、若冲展のあと、同じく上野にあるトーハクと藝大美術館を梯子しました。

行ったのはそれぞれ、

トーハク、表慶館
「黄金のアフガニスタン~守りぬかれたシルクロードの秘宝」 

藝大美術館、陳列館
「アフガニスタン特別企画展 素心 バーミヤン大仏天井壁画~流出文化財とともに~」

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アフガニスタンといえば、タリバン政権によってバーミヤンの石仏が破壊された
というくらいしか歴史・美術的な知識はなかったのですが、
トーハクの「黄金の」という冠に興味を持ってサイトなどで見てみたら、
現アフガニスタンの場所は歴史的にとても興味深い、
文明の十字路的な場所にあるということがわかりました。
世界史好きにはたまらない……といったところでしょうか。
政情不安定な間隠されていた、守られていた文化財が久しぶりに
日の目を見たといった展示会でした。

トーハクでは、アフガニスタン国立博物館の貴重な収蔵品
(博物館員が極秘に博物館から運び出して隠していた)
の数々が見られます。
バクトリア、パルティア、クシャーナ朝といった中央アジアに興った王国が遺した
黄金の数々……。
中でも第3章の「ティリア・ペペ」紀元前1~紀元後1C、
サカ・パルティア時代の王族のお墓からの出土品は絢爛豪華で目を見張りました。

トーハクでの展示内容は大英博物館やメトロポリタン美術館などを巡回して
この度日本にやってきたようです。


藝大では、藝大の学長も務めていた画家の平山郁夫氏が
アフガニスタンの状況を憂えて流出文化財保護日本委員会を作ったそうで、
流出文化財を「文化財難民」として保護したそうです。
それらは本年アフガニスタンに返却予定だそうで、
その一部(他はトーハクに展示されています)と、
バーミヤンの石窟の原寸大復元模型が見られます。

藝大美術館は、ちょうど行ったときに樋口さんという先生が
説明してくれるタイミングだったのでラッキーでした。
復元も、いまはコンピューターで細部まで復元できるということで、
穴の内側の凸凹感まで忠実に復元されていました。

興味深かったのは、仏を取り巻く絵が、
ゾロアスター教にまつわる神や精霊や神官だということ。

また、仏像が見ていた景色として石窟の外の風景が壁一面に映像で写されていました。
バーミヤンには三藏法師が14日間も滞在したらしいです。

どちらも6/19(日)まで。
世界史好きにはとてもお勧め。
なお藝大は入館無料でした(募金を募っています)。
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若冲展 感想
さて、若冲展。

待っただけの甲斐がある展覧会でした。

特にに入った絵たち。(観た順ではなく展示番号順)

ロビー階
「旭日鳳凰図」
「孔雀鳳凰図」
「虎図」
「花鳥版画 橡(くぬぎ)に鸚哥(インコ)図」
「花鳥版画 薔薇に鸚哥図」

1階 動植綵絵
「2-2 老松白鳳図」
「2-3 薔薇小禽図」
「2-7 老松鸚鵡図」
「2-11 向日葵雄鶏図」
「2-14 紫陽花双鶏図」
「2-17 芍薬群蝶図」
「2-18 秋塘群雀図」
「2-19 雪中鴛鴦図」

2階
「果蔬涅槃図」
「菜蟲譜」
「石燈籠図屏風」
「象と鯨図屏風」
「菊花図」
「鷲図」

こう挙げると「特に気に入った」ものだけでもいっぱいですが。
彩色画はとにかく緻密。
水墨画は、ざっくりしているようで対象をよく捉え、洒脱。
動植綵絵のシリーズは、「特に」を挙げるのが難しいくらい傑作揃いでした。

9時に入って2時間半、堪能しました。
1階を最前列で見るのにかかった時間がそのうちの1時間以上ですが……。

1階は中央に釈迦三尊、左側が偶数番号の絵、
右側が奇数番号の絵という展示で、全体を見渡せない混雑の中では
どれとどれが対照だな、というのがわかりにくくて残念でした。
あの混雑の中では普通に順番通り並べてもらった方がよかった。
(あとで図録で復習しました)

2階を先に見て、その流れでお土産もさくっと買ったので、
お土産レジには並ばずに済みました。
完売商品も多かったのですが、絵葉書と一筆箋とお酒を買いました。
観終わった頃にはレジも100人以上待ちくらいになっていました。
混むと1時間待ちくらいなようです。

図録もとてもよかったです。
外に特設図録売場は渡す人が1人しかいなくて
列があまり進んでいないようでしたのでミュージアムショップで買いましたが、
クレジットカードも使えたし、販売員が3人いてあまり待つこともなく。
ただ、15日の午前中に図録完売したみたいですね。
送料無料で郵送受付となっているらしいです。
それもまた受付に時間かかってそうですが……。

そんなわけで、色々と大変な思いもしましたが、
10年以上前から若冲・雪村・松園ファンを自称している身としては
混雑情報にめげずに行ってみてよかったです。
昔はそんなに混まなかったんですけどね……。
テレビでいっぱい特集していたせいですかね。

朝、近くで並んでいた人たちと話したのですが、
前日とか数日前に来たら混んでいたので
チケットだけ買って出直したという人ばかりでしたね。

私も最初は火曜日の午後に行こうとして、140分待ち情報で断念したので、
早朝コースに変更したお仲間たちとして待ち時間に盛り上がりました。

5月24日までです。
行くなら7時半までには並ぶ早朝コースをお勧めします。
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若冲展帰り



気合いの6時起きで、若冲展に行ってきました。

7:20に着いて、その時点でたぶん1000人待ちくらい。
開館を早めたらしく、9時前に列が動き始め、9時過ぎに入れました。

頑張った甲斐があって、展示自体はとてもよかったです。
1階の釈迦三尊と動植綵絵の展示室は半端なく混んでました。
最初に2階&お土産、続いて1階、最後にロビー階と行きましたが、
内部の混み具合を思うと、最初に1階、それからお土産を買って、
ロビー階か2階を見るのがいいかなと思います。
お土産もレジが混みます。


いまだと入館に180分待ち。

開館早まったので、私は結果的に100分待ちくらいでした。

詳細は帰ってから追記します。
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快晴・上高地
上高地に行ってきました。

山だから寒いつもりで行きましたが、
快晴すぎて暑かったです。

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(5/18 写真変えました)
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黒田清輝展@トーハク


都美で開催中の若冲展に行きたかったのですが、
日に日に伸びる待ち時間。GW中を上回る混雑ぶりに断念しました。
平日に、午後になっても140分待ちって(>_<)

代わりにトーハクで開催中の「黄金のアフガニスタン」を……と思ったのですが、
同時にトーハクで開催していた黒田清輝展に目が止まり、
日曜日までだったのでそちらを見てきました。

「教科書でみた。
でもそれだけじゃない。」
というキャッチコピー。

言い得て妙でした。

はっきり言って、全く興味なかったんですよ。
興味なさすぎて背景がわからなかったので、
滅多に借りない音声ガイドまで借りちゃいました。

結論から言うと、
やっぱりいいものはいい、本物を見ないとダメだな~
ということ。

教科書の紙質で代表作の「読書」や「湖畔」を見ると、
のっぺりして見えるんですよね。
でも実物はそんなことはなくて。
外光派の師匠やバルビゾン派や印象派の影響も受けて描かれた数々の絵は、
日本近代洋画の巨匠が描いたと言うに値する、多彩な洋画たちでした。
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